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ペンスケ

毎日新聞:<無縁仏>政令市、10年で倍増 貧困拡大背景

mainichi.jp

 

語句 *1

無縁仏:弔ったり供養したりする縁者がいない死者。またその霊魂。

政令市:政令指定都市;人口50万人以上の市で、特に政令(制度法令、法度)で指定されたもの(大阪、名古屋、京都、横浜、福岡、仙台、浜松、など17市)

 

 

問題

何が起こるのか

死者の引き取り手がいなかったり、拒まれる - かなりのお金がかかるため

葬式もあげられない、お墓もない

本来なら、先祖代々のお墓に入る。しかし、高度経済成長期に地方から都市に移りこんだ人の多くは入る墓が無い。

 

火葬の料金

引き取りを拒んだ場合、死亡地の自治体が火葬・埋葬すると法律で決められている→国への負担

実際には、生活保護費(死者に払われるはずのもの)で賄われるケースが多い

もし、これができない場合、税金が使われる→どんどん税金アップ

 

全国の政令市で2015年度に亡くなった人の30人に1人が無縁仏として、自治体に税金で弔われた

 

今後も高齢化社会の中で、無縁仏の数は増えていく一方だろう。そして、そのために使われる税金も増えていくのだろう。。。

 

キーワード

  • 核家族
  • 貧困層の拡大
  • 多死社会 - 団塊(だんかい)の世代が75歳以上になる2025年には約152万人
  • 少子高齢化社会 - 子供などという引き取り手が居ない