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東洋経済:「学閥おじさん」に潰されずサバイブする方法

東洋経済で、ずんずんさんのコラムに興味深い記事を見つけた。

toyokeizai.net

 

記事では、アメリカの大学・大学院を卒業したエリートが日本の企業に勤め始め、初対面の上司に「君、大学どこなの?」と聞かれ、その後「学閥おじさん」こと上司の影響でどんどん仕事から外された、とされている。そして、結局彼は辞職したらしい。

 大学卒業から何十年経っても、同じ大学の卒業生でつるむ「学閥おじさん」たちは、まるで湊かなえの「高校入試」に出てきた先生たちのようだと感じた。母校を愛するあまりに、同じ学校を卒業した先生たちだけが仲良く、他の先生たちを見下す姿勢。

 

学歴を重視する日本の固定観念は少なからず、自分にもある。しかし、今回日本の某有名大学に受かり、カナダの大学と悩んだ末に、カナダの大学へ進学する決断を下した際に、ステレオタイプから外れ、挑戦してみようと思った。

 

日本の某大学に進学した場合、将来の就職は有利になるだろう。しかし、外資系企業に就きたいと考えている自分にとって、同様に有利なのかは曖昧であった。まあ、日系企業への就職で有利になるかもしれないという安心は持てるだろうが。

 

でも、本当にそれは自分にとっていいのだろうか。自分は守られている環境の中で成長できるのだろうか。。。

 

第一言語が英語の環境で、英語の上達を挑戦してみたかった。親と離れて生活するのに自己管理力や、不慣れな場所で生活をするため他人を頼ることが必要になるだろう。自分が勉強面と内面から成長できるのは、カナダ進学の道なのかもしれないと思った。

 

また、日本の有名大学で英語で授業を受けている先輩たちがよく一緒に居るのは日本人。外国人留学生がいるはずだが、やはり人は同じ人種と固まりたがる。そして、経験上、自分は特にその誘惑に弱いのだ。

 

確かに、カナダの大学と日本の某大学では、日本の大学の方がランキングなどでは上位だったが、堅苦しい日本での生活、英語の勉強が中途半端になってしまう可能性、大学のネームバリューへの固執、などを考え、カナダを選んだ。

 

そして、このずんずんさんの記事を読み、答えあわせができたような気分になった。

 

もちろん、外国にも自分の大学を誇りに思い、自慢する人はいるだろう。しかし、外国人は実力で勝負するとよく聞く。そのような外国人が多数居ることを願う。